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定価 1,700円+税
判型 A5判 ソフトカバー
頁数 256ページ
版元 現代書館
ブックデザイン 伊藤滋章
発売 2019年8月22日
ISBN 978-4-7684-5862-4
【内容】
未来の君は、ちょっとませちゃったりなんかして、「そんなくだらないことブログで人に見せんなよ」とか思っているかもしれないけど、まぁ、そこは許せ、息子よ。
でも、パパたちは見て欲しい、知って欲しいと思うんだ。
僕らの日常がまだ日常じゃない人に、読んでもらって、未来の希望をもつために、少しでも役にたてばと思っている。
(ブログ「息子くんへの手紙」より)
スウェーデン人男性と同性婚をしたみっつんの人気ブログ『ふたりぱぱ』の連載「サロガシーの旅」の書籍化。
ゲイが子どもを持ちたい時、ゲイが子どもを授かる方法、サロガシー(代理母出産)のプロセスなど、ゲイカップルが子どもを授かるまでの“旅"をリアルに語るエッセイ。
みっつんのまっすぐで慎重な言葉が、「母性、父性ってなんだろう」「子どもを持ちたい気持ちに性別や家族のかたちは関係ない」、そんな気持ちにさせてくれる。
ブログでの代理母との出会い以降を書き下ろし、「サロガシーの旅」が遂に完結!
息子くんの未発表写真も多数掲載。
【主要目次】
まえがき
Step 1 旅の準備は知識と情報の荷造りから
Step 2 選択、決断、そして書類の嵐
Step 3 IVFクリニック、そして妊娠へ
Step 4 僕らの子どもに会いに行こう
コラム1 グローバルベイビーファクトリー
コラム2 ゲイの社員が育児休暇をとりたいと言ったら?
コラム3 人口7万人都市のプライド in スウェーデン
コラム4 スウェーデンのひいおばあちゃんから学んだ、日本風差別.
義妹マリーからのメッセージ
スウェーデンにおける生殖補助医療の現状
あとがき
【著者紹介】
みっつん
名古屋市生まれ。2011年、スウェーデンの法律の下、結婚。同年、夫リカとともに東京からロンドンへ移住。2016年、サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、夫の出身地であるスウェーデン、ルレオに移住、現在にいたる。ブログ「ふたりぱぱ」で、サロガシーの経験や子育て日記を綴ったり、SNSなどでその普段の様子をシェアしている。