定価 2000円+税
判型 四六判 ソフトカバー
頁数 272ページ
版元 夕書房
発売 2024年2月9日
ISBN 978-4-909179-10-4
70年代に国家プロジェクトとして建設された「筑波研究学園都市」(茨城県つくば市)の片隅で、重度身体障害者たちによるインクルーシブな社会への挑戦が20年以上にもわたって行われてきたことは、あまり知られていません。
本書は、いつ、どこで、誰と、何をするのかを自分で決める暮らしを、障害の重さにかかわらず実現するための当事者団体「つくば自立生活センター ほにゃら」をめぐる物語です。
「ほにゃら」に魅せられ、介助者としてもかかわるフォトジャーナリストが、当事者と支援者を丹念に取材。かれらの物語の中に、障害者の現実と闘いの軌跡、そして誰もが住みよいまちづくりのヒントを見出していきます。
障害者たちが「まちで生きる」ことによって、まちは確実に「変わっていく」。
インクルーシブ社会に関心がある人、生きづらさを抱えた人必読! 「行動すれば、社会は変わる」と思える1冊です。