定価 2600円+税
判型 四六判 ソフトカバー
頁数 264ページ(カラー)
版元 現代書館
編集 サッフォー編集室
装幀 木下 悠
発売 2024年2月9日
ISBN 978-4-7684-5938-6
【内容】
時代の特徴を閉じ込めた印象派、ナビ派の芸術家たちの目に、女性の営みがどう映り、どう描かれたのだろう?
絵画を読み解けば、今日に続く「男の視線(メイル・ゲイズ)」が浮かび上がる。
【主要目次】
第一章 「良き妻」になるための針仕事
第二章 「近代」の家族イメージ
第三章 「いかがわしい」バレエ・ダンサー
第四章 縫製工房を切り盛りするお針子たち
第五章 消費文化で多様化する女の営み
第六章 印象派時代のセックス・ワーカー
【著者紹介】
永澤 桂(ながさわ・けい)
西洋近代美術史、ジェンダー論研究。
現在、横浜国立大学、女子美術大学非常勤講師。横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程修了。博士(学術)2022年1月から2023年3月まで、東京新聞・中日新聞に「絵に潜む男の視線」を連載。